RECRUIT MESSAGE

求職者に伝えたいこと

朝日化工って、どんな会社?
そもそも、肥料業界って、どんな世界?
どんな人が求められているの?
何を大切にしている会社?

といった求職者の様々な疑問について、
代表の岸川に語ってもらいました。ぜひご覧ください。

会社の成り立ちを話す社長

創業から現在に至るまでの
経緯について

製鉄から発生する鉱滓で肥料が
つくれると知り、
富山の地で
製造がはじまりました

そもそもは私の祖父が、1903年に佐賀県で岸川金物店をはじめたことから始まります。私の父も加わり、金物の商いから生じる古鉄の事業を進めていたところ、製鉄の過程で発生する鉱滓が優良な土壌改良資材の原料になると知ります。恵み豊かな富山であれば、物流の利便性も良いということで、1967年に朝日ケイカル工業(現 朝日化工株式会社)を設立し、肥料製造を開始しました。2000年には、私が朝日化工の社長に就任。2013年には、石動駅南口再開発事業の区画整理により、事業所を移転。2023年で創業56年となります。

肥料業界って、どんな業界ですか?

事業環境の変化が少なく、
人間関係を大切にする業界です

農作業では従来の方法が踏襲されており、肥料業界は、もう数十年大きな変化もなく同じような方法で商いが続いています。肥料は農業生産に必要不可欠な資材であることから、農業と同じく行政機関からの支援や補助を受けやすく、保護されている業界だと思います。こういった意味からも、他の業界と比べても保守的な業界だと思います。ただ、肥料は使い方、効果、価格などにおいて差別化しにくい資材です。事業を安定して継続していくには、農家や販売店と良好な関係を築き、継続的につながっていくことが大切です。

肥料業界で働く上でのよろこび

農家の皆さまに
喜んでいただくことです

農業は一般的に土づくりの準備から種まき、肥料の散布、草むしり、収穫などの作業が多いため、農家にとって大きな負担となっています。また兼業化や高齢化が進み、担い手が不足する農家においては、農家の負担を軽減する肥料のニーズも高まっています。このように肥効が緩やかに現れる土壌改良資材など、エンドユーザーが求める資材を製造することで、より美味しい作物の生育や、売上向上、労力の省力化などに役に立ち、使用した方々に喜んでいただくことが、私たちの喜びです。

肥料業界の未来と、会社がめざす未来

日本の農業とともに
厳しい流れを乗り越えていきます

日本の食料自給率は38%と、食料の大部分を輸入に頼っています。でも、果たしてこれでいいのでしょうか。私はこの業界構造は深刻な問題だと考えています。人間にとって一番大切な食べ物を自前で確保するには、日本の農業を強くするしかありません。昨今の複雑化する国際情勢から考えても、日本の農業を見直す時期が近づいていると思います。農地や生産量の減少、生産者の高齢化、離農など、農業は縮小傾向にあります。ですが、私たちは肥料を作る原料の研究、商品の販路拡大などを継続することで、今後も続く厳しい流れを乗り越えて、生き残っていく会社を目指してまいります。

新入社員に求める人物像

柔軟な考えをもち、
新しいことに挑戦できる人です

当社は、ほとんどの社員が中途入社の人で占められています。当然ですが、会社や業界が変われば、これまでの仕事のやり方から新しいやり方に変わりますので、そういった環境の変化にもすぐに対応できる人が良く仕事ができるように感じます。これまでは変化の少ない業界であったと言いましたが、今後は経験したことないような変化もしくは衝撃が訪れると思います。従来のやり方に捉われることなく、変化を恐れず、新しいやり方を生み出せる人が、これからは求められると思います。

求職者の皆さんヘのメッセージ

様々なことに興味を持ち、
仕事を好きになってください

今は仕事を自由に選べる時代だと思います。自分が子どもの頃に憧れた仕事や、やりたいことや興味のあることを仕事に選んだ人もいれば、そうでない人もいると思います。または、自分が思っていたのと違うと思うこともあるかもしれません。ですが、まずは目の前にある仕事を好きになってほしいと思います。嫌だなと思いながら仕事をしていれば、その気持ちだけが残ってしまいます。どんなことでも興味を持って続けていれば、「こういうやり方で売れたから、もっとこうしてみよう」と、何か変化が生まれる。それが、仕事がうまくいくコツであり、そういう人と一緒に仕事がしたいと思います。